シモバシラ(シソ科)という植物は、冬になり、気温0度以下、土中0度以上の場合に氷を「吹く」。
12月に入った最初の零下の朝に、美しい氷を吹く可能性が高い。
茎中の水分が凍り、茎を破って出る。毛細管現象で根から供給される水分が次々と凍り、成長していく。
様々な形があり、大きさも様々だ。
何回(何日)も吹くと、茎の破壊が進み、植物体の基部に近く短くなっていく。氷も小さくなる。
1月に入ってもみられる。
落ち葉に霜が付く。落ちてもなお生きている葉脈や葉淵につく。
中央写真は「霜柱」
サネカズラの実 ウバユリの実